※検索サイトから直接、このページに訪れた方はトップページへどうぞ。
社長に嘆く
ところがパソコンの使い方を見ているとソフト自体の基本的な使い方は知っているようですが、パソコン(この場合はWindowsパソコンの事)の基本をほとんど知らないようなのです。どういう事かというと、ソフトで作ったデータファイルを保存したり、開いたり、探し出したりする方法を型通りの方法しか知らない。単純で簡単に出来る方法があるのにとても面倒な手順を踏んでいることが本当に多く、見ていてイライラしちゃうほどでした。例えばこういう事。これはひとえに「知らない」から。
この社長のような人を今後、増やしてはいけない(笑)。そんな思いで、このサイトを立ち上げました。
女子社員に学ぶ
その会社の社員に私より一回りも違う若い女子社員がいました。パソコンは普通に使える娘でしたが、詳しいというほどではない。ごく普通のパソコンを使える女子社員。少なくとも私の方が使えるという事に疑いはなかった。
ところがこの娘がさも当たり前のようにキーボードのショートカット*を使いこなしていました(ちなみに私は当時キーボードショートカットの事を知りませんでした(笑))。
私は目を疑い、恥を承知で「今のはどうやったの?」「どこで教わったの?」と聞いてみたのです。 以前勤めていた会社でパソコンが良くできる人に教わったとの事でした。
当時、ある程度パソコンを使いこなしているという自負があった私は正直ショックでした。自分が知らないことはまだまだたくさんあるんだな、と。同時にパソコンはとても奥が深いのだ、とも。
急がば回れ
ワードやエクセルを覚える前にパソコン操作で必要なファイル操作やキーボードの使い方を覚える必要があります。もちろん、パソコン教室でも教えてくれますが、この部分はあまり時間を割いて教えてはくれませんし、サラっと流されてしまうような項目です。パソコンの基礎的な操作は多いので、一通り教える為には、ひとつひとつの操作に時間を掛けられない為です。
パソコン教室に通うならば、これらの操作を事前に十分習得した後で行くべきです。なぜならパソコンで使用するすべてのソフトやインターネット上での操作などに応用が利くからです。
言うなれば、子供がいきなり自転車に挑戦するよりは、まずは補助輪付きの自転車でバランス感覚を磨いてからの方が楽に自転車に乗れるようになるという事に似ています。
わからない事は自分で調べるクセをつける
例えばあなたがエクセルを利用していてわからない事が出てきたとします。通常はエクセルに付属しているヘルプ*に頼ることになるでしょう。でもあなたが疑問に思った事がソフトに付属のヘルプに載っていなかったり、載っていてもその書き方があなたにとってわかりづらかったり、知らない言葉で説明されたりしていたら、回答が見つかったとしてもあなたにとっては解決策にはなりません。
パソコン教室に通っている期間中なら後日、先生に聞くことができますが、パソコン教室を卒業した後だったら、自分で解決するしかありません。自分で調べられない場合は、そこから先には進めないのです。
インターネットはすべてのソフトウェアのヘルプファイル
でも自分がわからない事をインターネットで調べる事ができるなら、話は別です。
インターネットはソフトウェアの膨大なヘルプファイルでもあります。あなたがエクセルを使っていて疑問に思った事のほとんどは、すでに誰かも同じようにわからなかったはずです。その「誰か」はホームページやブログ*で、その回答を丁寧に説明してくれているかもしれません。エクセルなどのメジャーなソフトであればなおさらです。
インターネットの利点はそれだけではありません。答えを示してくれているサイトなりブログなりは別々な人が書いたものなので、違う言葉、違う言い回し、あなたの知っている言葉で教えてくれている可能性があるのです。問題はその回答をあなたがインターネットという広大な海原の中で見つけ出せるかどうかです。もちろん、そのあたりの事についてもこのサイトで触れていきます。
続きを読む...