7. 他人の財産を自由に使う
とはいっても、人から奪って使うわけではありません。「どうぞ、自由に使ってね」という看板が付いたエリアから自分の目的にあった道具を持っていくのです。使い方も親切に書いてあります。提供してくれた人に感謝して使いましょう。
(3) そのまま利用できるタイプ(レジストリをいじらないもの)
このタイプは、ダウンロードしたファイルを解凍後、そのまま利用できるタイプ(レジストリをいじらないもの)です。
このタイプは基本的にインストールという作業はなく、ダウンロードしたファイルを解凍すればすぐに使用が可能です。
インストール、アンインストールという作業が不要な為、ソフトウェアをフォルダごと削除してしまえば、綺麗サッパリパソコンから削除できるといった利点があります。アンインストール後、トラブルになる事が少ない安心して使えるソフトと考えて良いでしょう。私もこのタイプを好んで使います。
このタイプのソフトウェアはダウンロードしたファイルを解凍した時にできるファイル群の中に「Readme.txt」といったファイルが内包されている場合が多いようです。このファイルには通常、インストール方法や起動の仕方、ソフトの使い方、更新情報などそのソフトウェアに関する情報が書かれています。いわゆる取扱説明書です。必ず使う前に目を通しておきましょう。
このタイプのソフトウェアも使うときに重要な事は、前項でも触れたようにプログラムは必ず「C:\Program Files\」に登録するという事です。このタイプのソフトは基本的に解凍した時点で、フォルダがデスクトップだろうと「マイドキュメント」であろうと、どこにあっても使用可能です。ただ解凍した場所のまま使ってしまうと、後でプログラム本体がどこにあるかわからなくなったり、デスクトップがプログラムだらけになったり、不要なデータファイルと間違えて削除してしまったりといった事になりかねません。解凍したフォルダは「C:\Program Files\」に移動して、ショートカットファイルをデスクトップに置くなりして使用しましょう。
※このページの動画では「PhotoShifter(Wind」を例にとって説明させていただきました。